長岡活動写真館 | NAGAKATZ STUDIO


徳島・神山から世界へ向けて、「眼福耳福」をお届けする映像制作会社。映像だけじゃなく、他にもいろいろきっとやります。


かつて「長岡スタジオ」という会社が千葉の落花生畑の中にありました。長岡参の父・聞三が1982年に創業したコマーシャル写真スタジオです。2001年にバブル崩壊後の業績不振で畳むまで、約20年間様々なチラシ写真などを撮影していました。

聞三は東京錦糸町の写真館に丁稚で入り、進駐軍のスナップショットなどを銀塩カメラで撮ったといいます。

祖母・金もカメラマンをしていました。詳細な話は失われてしまったものの、写真というもののかなり黎明期に、着物姿で人力車に乗ってカメラを担いでいた女傑のアシスタントをしていたようです。そういうもののミームのようなものが長岡参の中には息づいているのかもしれません。


長岡は映画制作の方に進みました。生まれ育った環境のすぐそばにあった写真に対しては、なぜかイヤダイヤダという気持ちを抱いていました。


2011年4月に徳島県神山町にて個人の映像制作事務所を立ち上げるにあたり、屋号として選んだのが「長岡活動寫眞」です。皮肉なことに旧字にしてごまかしながら「写真」を入れてるんですね。若い人は知らないことも多いですが、「活動寫眞」とは motion picture つまり映画のことです。 


そこから12年に渡り、様々な徳島、四国をベースとした広告映像、ドキュメンタリー映画等々を一目散に打ち込んで制作して参りました。


しらないうちに、時代はなんだか急激に変わりました。


映像と写真の垣根はこわれてきています。素人と玄人との垣根もくずれ、高度な経験を積んだ技師しかできない的な「高嶺の花」であった時代は終わりました。世の中には大量のコンテンツが溢れかえっています。


経験を積んだプロとして、このあたらしい時代になにができるだろうか。いったいぜんたいなにをすべきか。いやそもそも垣根なんか関係なかったのかもしれない。映画というのは、1秒24枚の写真で作られているだけなんですから。


おしゃべりがすぎました。

最後にちょっとお知らせを。


創業から干支が一周回った2023年、わたしたちはこの個人の映像商店を、新たに合同会社「長岡活動写真館」にアップデートすることにしました。

実は前からよく「活動写真館」と言われていたんです、ホウボウで。音の響きとして、なんか言っちゃうようなんです。徳島で長岡が5年間レギュラーで出演しているケーブルテレビの番組名も「長岡活動写真館」。

というわけで、外堀はすべて埋まってしまいました。場所はスダチ畑の真ん中に変わりましたが、これは逃げも隠れもせず「長岡スタジオ」を継ぐというフラグです。そう僕は判断しました。


福田画伯に描いて頂いた素晴らしいロゴとともに、新しい旅立ちがはじまります。


映像・映画はもちろんのこと、地域に根ざしながら新しい挑戦/活動をしていきたいと考えます。

よりよい未来のため、みんなのために、映画屋、映像屋だって協力したいんです。偉そうにふんぞりかえっているだけではダメなんです。映画を一生懸命作ってきたからこそ、何百人という人たちを撮影し、いろんなことを教えてもらってきたからこそ、それらをみんなのために活かせるようななにかができると思うんです。


ぜひあたらしいものを作り出していきましょう。いつでもご連絡ください。

 

 

眼福耳福 (がんぷくじふく)


合言葉は、「眼福耳福」。
一言で言えば、目と耳の保養です。


戦争、疫病、経済的な悪化などなど世の中は乱れています。それに向き合えば向き合うほど、心も身体も悪い影響を受けてしまう。逃げたり、目をそらすわけではないけれど、それでもステキなことはどこかにある。わたしたちはそれを探し、みなさんにお届けしたいと考えております。そういうものじゃないと、お届けする価値なんてないじゃないですかと思うのです。

会社情報


本社所在地: 徳島県名東郡佐那河内村上字東尾28−1
事務所所在地: 徳島県名西郡神山町神領字本野間54−1
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東京事務所: 東京都杉並区南荻窪2-23-11南荻窪ニューパールハイツ 205(EVOLUTION内)
固定電話/FAX : 時節柄ございませぬ。すみません。
連絡は、以下の問い合わせフォームからお願いします。

求人


長岡活動写真館では、今後の業務拡大に際して新たな人材を若干名求めています。


これまでの枠や常識にとらわれない自由な考え方をできる方、田舎と都会を行き来するような生活を希望される方、編集を専業とすることに興味がある方・経験がおありな方、東京拠点でありながら地方にも時たま出て行きたいような方、デザイン思考を持て余しているような方、3度の飯より映像製作が大好きな方、全然違う場所におられてなんらかの協業を希望されるような方、制作進行に興味があられる方など、あまり風呂敷を拡げすぎるのもあれですが、何せ面白い方に出会いたいと思っております。


雇用なのか、副業なのか、コラボなのか。とにかく何か引っかかった方はご連絡くださいませ。

 

 

 

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